いよいよ、本日11・19東京国際女子マラソンなりね。Qちゃんこと
高橋尚子が出場するなりが、1年振りのレースで、結果によっては
ラスト・ランとの噂もあるなりよ。なので、天気が良ければ、
Qちゃんを応援しに生観戦してくる予定なり!
もうQちゃんは34歳なりよね。日本最高記録で初優勝し、新星として注目されたのが98年名古屋国際マラソン。その後、シドニー五輪で金メダルを取り、Qちゃんフィーバーが00年。世界最高の2:19:46を記録したベルリンマラソンが01年。あれから、レース出場のペースは年1回になってるなりが、優勝できなかったのはアテネ五輪選考会を兼ねた03年東京国際女子マラソンの2位だけなりね。
精神的な
燃え尽き感、年齢から来る
体力的な限界・・・。ラドクリフら世界の強豪と渡り合い、世界記録に挑戦するかつてのQちゃんを期待するのは酷なりが、今回も己を追い込み、ボルダーの高地トレーニングで調整してきたようなりね。Qちゃんを、そこまで駆り立てるのは何なのか?
「『勝ちたい』、『強い』、『私が一番』、それを目的では走れなくなりました。自分のためだけでは頑張れなくなった時に、もっともっと大きなことを伝えたいと考えて走るようになりました。」
(公式記者会見の模様より)
以前、TV番組で
「勝ちたいという気持ちだけでは、もう走れなくなった」と語っていたように、これは世界を極めたトップアスリートが陥る
永遠のジレンマなりよね。世界一の目標を達したあと、新たな目標を見つけてモチベーションを高めるのは本当に難しい作業みたいなりよ。こういう
素直な心境にはとても好感が持てるなりね。とはいえ、マラソンは勝負事。
土佐礼子との一騎打ちになりそうなりが、負けてほしくないなり。最初にゴールテープを切って、Qちゃんスマイルと復活を印象付けてほしいなりよ。
ちなみに、世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」を7連覇した
アームストロングが、今月NYで
フル・マラソンに初挑戦し、3時間で完走したようなり。彼がレース後、
「プロスポーツ選手として長くやってきたが、つらさや痛みはマラソンが一番。現時点で2度目はない」と語ったように、マラソンは一番シンプルながら最も過酷なスポーツなりよね。あの辛さを乗り越えた、Qちゃんの活躍を楽しみにしてるなり。
TV放送@テレビ朝日(12時~)