PRIDE-GPが、いよいよ今週末に迫ってきたなりね。
GPトーナメント2回戦、
ワンマッチが各4試合ずつ。
捨てカードなし、どのカードも
準メイン級の一戦だけに、見逃せないなりね。まだ、DSEから試合順が発表されていないなりが、そちらも気になるところなり。ちなみに、自分の
試合順予想はこんな感じなり。
8.シウバvs中村
7.桜庭vsアローナ
6.ノゲイラvsナツラ
5.ミルコvsマゴドメフ
~休憩~
4.瀧本vs田村
3.ハリトーノフvsヒーゾ
2.ホジェリオvsショーグン
1.ボブチャンチンvsアリスター
では早速、ワンマッチから予想行ってみるなり!
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"PRIDE GRAND PRIX 2005 2nd ROUND"
2005年6月26日(日) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ
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◆ワンマッチ
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
パウエル・ナツラ(ポーランド/高田道場)
大晦日のヒョードル戦以来、ノゲイラは
久々のPRIDE登場なりね。PRIDEデビュー以来、連続一本勝ちで
柔術マジシャンぶりを披露してたなりが、最近はめっきり打撃中心の試合が多いなりね。そんな中、
柔道で132連勝(?)という怪物伝説をもつ、イケメン柔道家パウエル・ナツラがPRIDEに登場し、ノゲイラとの
柔術vs柔道対決を挑むようなりね。
ここではっきり言っておくなりが、柔道より
柔術のほうが強いなりよ!オリンピック級の柔道家の
身体能力が凄いのは認めるなりが、寝技のみの柔術ルールでも
ナツラは子ども扱いされること間違いないなり。しかも今回、PRIDEという総合格闘技の舞台なりからね。ナツラには、強さの片鱗くらいは見せてもらいたいなりが、
ノゲイラの牙城は崩せないなりよ。
ノゲイラの打撃を嫌がり、組み付きながらテイクダウンするナツラ。下になるノゲイラが、
オモプラータ、三角締め、道衣を使ったチョークなど連続で仕掛けていく。ノゲイラのガードを切り崩せないナツラが立ち上がったところで、
ノゲイラがスウィープに成功し上に。サイドマウントからパウンドをぶち込みつつ、マウントへ。ナツラがタイミングよく体勢を入れ替え上を取り返すが、ノゲイラが待ってましたとばかりに
三角締めの体勢に。たまらず、
ナツラがタップアウト!ノゲイラが
柔術の奥義を見せつけて勝利すると予想。
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ロシアン・トップチーム)
ペドロ・ヒーゾ(ブラジル/ファス・バーリトゥード)
この一戦は、大注目なりね。ヘビー級3強に続く、弱冠24歳の新鋭、
ハリトーノフ。ノゲイラに判定負けした以外、すべての試合が
KO、一本勝ちなりよ。その闘い方は、軍隊で鍛え上げた
冷徹なる殺し屋を彷彿とさせる恐ろしいものなり。対する
ヒーゾは、
UFCのTOPファイターとして長年君臨していた31歳。ここ1年半、試合してないのが気になるなりが、今回
PRIDE初登場なりね。
ヒーゾは本格的なストライカーで、以前は
K-1参戦も噂されるほど打撃が得意なりよ。ハリトーノフも、実は
アテネ五輪のボクシング代表で出場したとの噂もあるほど、実は打撃が得意なりね。ハリトーノフは、初めて本格的なストライカー相手に試合するなりから、その
試合運びが注目なり。
序盤は、打撃を交錯させるなりが、
ヒーゾがやや優位。ハリトーノフがテイクダウンに切り替え、グラウンドの展開が続く。中盤は、再びスタンドに戻り打撃の打ち合いが続くなりが、
ヒーゾの右ストレートが
ハリトーノフのテンプルを直撃!ふらつきながら後方に倒れるハリトーノフを、ヒーゾは
KO寸前までいくが、ハリトーノフがガードでしがみつき、なんとか堪える。ラウンドが進み、
最終ラウンドまでもつれるが、展開は変わらず。スタンドでの打撃で優位に立ち、ダウンに近いダメージを与えた
ヒーゾが判定勝ち。
3強への挑戦を力強く宣言すると予想。
田村潔司(日本/U-FILE CAMP)
瀧本 誠(日本/吉田道場)
この一戦は、正直興味ないなりが、
殺伐としたGPの中にこういうマッチメークってのは
ありなりね。日本で開催する以上、会場のファンを意識したカードは必要なりよ。実力的にも2人は均衡が取れてるし、
プロレスvs柔道の異種格闘技的なアングルで、十分楽しめそうなり。2人のいいところが出尽くしたところで、一本決着を望むなり。
田村が足関節で一本を予想。
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
イブラギム・マゴメドフ(ロシア/レッド・デビル)
ヒョードルとの8月決戦を前に、落とせない一戦を迎えたミルコ。ランデルマンの左フックに沈んだ去年GP一回戦以降、
破竹の6連勝で王座戦のチケットをゲットしたこの調子で、無名の相手を
左ハイで葬り去ってほしいなりね。まさか、ここでまた躓くようなことはないと信じているなり。それだけ、
ミルコの強さが完成されつつあるなりからね。ミルコの勝ちっぷりに注目なり。ミルコが、
左ハイからの左右パンチ連打でKOを予想。
pic1:柔術マジック、オンパレードなるか?
pic2:
K-1のピーター・アーツと、顔もファイトスタイルもそっくりなヒーゾ
pic3:ターミネーター、最後の追試へ。