先日の
中越地震、激しかったようなりね。東京でもかなり長時間揺れを感じ、
どこかで大地震では?と思った矢先だったなりよ。
で、
地震の余波が思わぬところに広がってるようなり。そう、
東電柏崎刈羽原発なりね。地震発生直後、3号機のタービン建屋外の変圧器で火災が発生し、
黒煙を上げてる映像がTVに映し出されてたなりよ。続けて、6号機の原子炉建屋内で
微量の放射能を含む水溜りを発見し、排水にも放射能が検出されたようなり。これらの影響で、現在全基が停止してる状態なりね。
実は自分、去年9月に仕事の関係で柏崎刈羽原発を見学しに行ったことがあるなりね。東電の所長に案内され、一般立ち入りできない
原子炉内部まで見させてもらい、細かな説明を受けたなりよ。
その際、
2年前の中越地震について尋ねたなりが、
耐震構造がしっかりしており震度6くらいでは
自動停止しなかったと語ってたなりよ。確かに、原子炉は地下5Fくらいまで掘り下げられており、地中に埋まった状態で稼動してるなりよね。なので、大震災でも耐えられる設計だと。その掘った土砂を積み上げて、周辺に高台の展望台を作れるほどの量だったとか。
とはいえ、今回は無残にも全基自動停止。
震源地が原発近くだったのがもろに影響したなりかね。さすがに、東電1社でその責任を負うのはムリがあるなりから、国をあげて
活断層解明のサポートしてもらいたいところなり。
さて、時を同じくして、北の
ウクライナでも放射能漏れに関する大事故が発生したようなり。CNNのTV報道では、
チェルノブイリ級?との悪い噂も。おかしなことに、いくら検索しても報道記事が出てこないなりよ。ロシア筋の報道規制の影響か?念のため、キャッシュ部分を貼り付けておくなりね。
ウクライナ西部で16日、有害物質を積んだ列車が脱線して炎上し、有毒ガスを吸うなどして、住民ら20人が負傷した。 列車は、カザフスタンからポーランドへ向かう途中に脱線して横転し、激しく燃え上がった。 列車には、有害物質の液体「黄リン」が積まれていたため、消火には特殊な化学剤が使用された。この事故で、蒸気を吸った住民ら20人が病院に運ばれた。また、14の村で汚染が確認され、住民およそ800人が避難した。
昨日、東電が放射能量の
転記ミスを公表したなりが、こういう隠匿とも取られかねない致命的ミスは避けてほしいところなりね。奇しくも、去年11月に過去の点検
データ改ざんが発覚し、信頼性が揺らいでるところなりから。ウクライナの列車事故もあわせて、真実を伝えてもらいたいなり。
あと、気になるのが
夏の電力供給なりね。東電柏崎刈羽は
日本最大(世界でも屈指)の原発で、関東圏への電力供給の多くを担っているなりね。今回のゴタゴタで、しばらく
再稼動の目処が立たないとなると、夏に間に合わない可能性が高いなりよね。火力、水力などで賄うにも限界があるなりから、電力不足が心配されるなり。今年の夏は、
キャンドル・ナイトなりかね?