以前からこのブログで書いてきた「
天国で君に逢えたら」のロードショー公開が、ついに決定したなりね!
Life 天国で君に逢えたら
4月の海寒さこらえてロケ
飯島寛子さんインタビュー
原作は、肝細胞がんに侵され、余命宣告を受けてから、飯島が執筆した処女小説「天国で君に逢えたら」と闘病の様子をつづったエッセー「ガンに生かされて」。映画では、世界を転戦する飯島を応援し、発病後は、子供たちと献身的な介護に当たる寛子との夫婦愛を中心に描く。
05年2月、
TVの2時間番組で夏樹さんのことを知ってから早2年。あの時の映像は、今でも目に焼きついてるなりね。最初、妻の寛子さんを勘違いして、
夏目雅子の追悼番組か何かと思ってチャンネルを止めたなりよ。そして夏樹さん登場。絵に描いたような爽やかカップルが、
死を宣告され闘病中であるという事実を知り、驚いたなりね。この事実に相反するかのように、夏樹さんの表情は穏やかそのもの。まさに
人間の強さを見た思いだったなり。
そんな夏樹さんも、1ヵ月後の05年3月に永眠。死後に放送された特番では、苦しみながらも微笑みを絶やさない夏樹さん、それを支える家族の姿、葬儀での夏樹さんのまるで
仏のような寝顔、思い出の海に
遺灰を撒く家族・・・などを克明に映し出してたなりよ。最後に遺灰を撒くシーンには、グッと涙をこらえ切きれない自分がいたなりね。
そして、夏樹さんを天国に誘うサザンオールスターズのBGM。「真夏の果実」、「希望の轍」・・・
夏の終わりの寂しさを感じながら、勢いよく疾走するメロディとともに、
2人の短かった夏は永遠のものとなったなり。ぜひ興味ある方は、
残暑の厳しい蝉時雨の季節に、大海に挑んで散った
勇者の生き様を心に刻んでみてほしいなり。
【256】 飯島夏樹さん