いよいよ、今週末(4/3)に
PRIDE武士道其の6が開催されるなりね。注目はなんといっても、
皇帝ヒョードルvs高阪剛(こうさか つよし)のメイン・イベントなりね。
6月のPRIDE-GPで実現が濃厚な
ミルコvsヒョードル戦を控え、ヒョードルがその
調整試合と位置づけた今回の試合なりが、ヒョードルにとっては絶対落とせない一戦なりね。それ以外にも、2人には因縁があるなりね。もうかれこれ5年前になるなりが、
ヒョードルが唯一敗北した試合があったなりよ。開始早々に額をカットし、不完全燃焼のTKO負けだったなりが、その相手こそが高阪剛だったなり。去年、ミルコがランデルマンに不覚を取り、その復讐に燃えたのと同様、
ヒョードルの怨念も凄まじいものがあるようなり。
そんなヒョードルvs高阪の一戦なりが、余程のアクシデントがない限り、
ヒョードルがパウンドでTKO勝ちすると予想するなり。高阪はかつて
UFCヘビー級で活躍した唯一の日本人ファイターで、藤田和之がPRIDEを離れた今、唯一活躍が期待できるヘビー級ファイターなりよ。でも、相手があのヒョードルなりからね。厳しい戦いになりそうなり。
高阪の戦績をみると、
ここ2年間負けなしの3連勝してるなりね。しかも相手は
ドルゴルスレン・スミヤバザル(朝青竜の兄)、
ヒカルド・モラエス、
ロン・ウォーターマンとかなりの猛者相手に確実に勝ってきてるなりね。ただ、高阪はどの試合もテイクダウンを簡単に取られてるなりよね。ヒョードル相手だと、上を取るのはなおさら難しいなりから、
下からの攻め、もしくはスタンドで勝負できるかどうかが勝負の分かれ目になりそうなり。
ヒョードルの穴はスタンドでの打撃なりから、高阪もそこを狙ってテイクダウンさせずに打撃勝負を挑むはずなりよ。ヒョードルも6月のミルコ戦を見据え、スタンドで打撃の感触を掴みたいと思うなりから、高阪の望むスタンドでの打ち合いが見れそうなりね。ヒョードルが、かつて藤田戦で見せた『
たこ踊り』を再び見せてくれるのか?(笑)楽しみなりね。
その他にも、
ライト級(73kg前後)、
ウェルター級(83kg前後)の試合が3試合ずつ組まれてるなり。これは、今秋にも開催が噂されている、
武士道GP(中量級トーナメント)を見据えたカードなりね。特にウェルター級では
高瀬大樹vsダニエル・アカーシオ、ライト級では
ルイス・ブスカペvsルイス・アゼレードの一戦が注目なり。アカーシオ、アゼレードは、シウバ擁するシュートボクセからの刺客で、かなりの実力者との噂なりから、中量級ならではのスピーディな動きに期待なり。
あとは、4/23に開幕する
PRIDEミドル級GPの残り1枠を掛けたサバイバル・トーナメントなりね。4人のミドル級戦士が登場し、ワンデイ・トーナメントを勝ち残ったファイターがGPへの切符を手にするなり。優勝候補は、ノゲイラらと同僚の
パウロ・フィリョなりね。
8戦負けなしの戦績は素晴らしいなりが、判定がちょっと多いなりね。あとは
柔術の
ディーン・リスター、
キックボクシングの
アマール・スロエフ、日本から小路晃の4名なり。リスターは5月にADCCでヒカルド・アローナとのスーパー・ファイトが控えてるのと、GPはブラジル人、日本人が多いなりから、ここ
スロエフの優勝を予想するなり。
なお、PRIDE武士道6の模様は、
1週間後の4/10深夜にフジTVで放送されるから、要チェックなり!
ミルコも会場へ視察に訪れるようなりから、ヒョードル戦後にミルコがリングにあがってマイク・アピールなんかもありそうなりね。
pic1:ミルコも、ヒョードルを視察に訪れる
pic2:かつて一度だけ見せた、ヒョードルの
『たこ踊り』
pic3:日本が誇る、
世界のTKこと高阪剛